今日はちょっと真面目な話。
新型コロナウイルスの流行に伴い、2020年4月7日に「非常事態宣言」が出されました。
これ知らなかったんですが、安部首相が「非常事態宣言を出します」って行った瞬間から施行されるんじゃなくて
官報が張り出されてから非常事態宣言が発効されるんですね。だから正式には2020年4月7日の23:30。
非常事態宣言(ひじょうじたいせんげん)とは、自然災害、感染症(伝染病・疫病)のパンデミック、原子力事故などの災害や、戦争、テロ、内乱、騒乱など、健康・生命・財産・環境などに危険が差し迫っている有事(緊急事態)に際し、国家・地域の政府(地方公共団体を含む)などが、法令などに基づいて特殊な権限を発動するために、或いは、広く一般・公衆に注意を促すために、そのような事態を布告・宣言することである。(出典:wikipedia 非常事態宣言より)
世界的にコロナが流行ってきたぞ・・・ってなった2月頃からよく分からない疫病に対し、いろいろな情報が錯綜していると思います。
結局今もどんな病気かはよく分かってない。分からないから怖いってのもある。
私もTwitter、Facebook、Instagram等SNSをやっているんですが、みんなで理解し協力するべきはずなのに
各々の言動を叩く姿を見て、そっちの方が胸が苦しい。
ゲイ関係のSNSも見てますが、コロナの影響でゲイバーはじめとしたゲイ業界にも影響が出ています。
(以下の記事は非常事態宣言が出る前に書いた記事なので今はちょっと状況が違うことを前提にお読みください)
ゲイバー自粛とコロナ
「自粛を〜」という政府の発言がありましたが、外出や経済活動における罰則付きの制限はないから
各々の判断に任せる形となってしまいました。
残念なことにゲイの出会いと楽しみの場である「ゲイバー」も自粛要請の対象となってしまいました。
非常事態宣言前からSNSで「○○のバーは当面休業します」とお知らせし休業したバーや店長のみで営業しているなどそれぞれ対応しているようです。
統計データ等はありませんが、ゲイの人口に対し「ゲイバー」など夜の飲食店をやっている人の割合は圧倒的に多いと思います。
やっぱりゲイのコミュニティーで生活する方が隠して生活するストレスはないし、心許せる人と一緒に仕事できるのは大きいと思います。
そんなゲイバーが休業することになると、そこで働いている人の生活に影響が出ると思うんですよ。つまりお金。
大きい企業なら休業中も給料支給してくれるんですが、ゲイバーで休業中にスタッフに給料を全額出してくれる割合の方が少ないと思います。
だからお店の人は悩む。自粛と言われているが、少しでもお金を稼がないとコロナを防ぐ前に明日から生きていくことが難しい。
「不謹慎」と叩く厳しい目
この状況の中、消毒や換気を徹底して開けているお店も一部あるようです。
お店の人や生活を考えると開けざるを得ない状態かもしれません。外に出てる人もいるし、少しでも飲みに来てもらえるかもしれない。
コロナの影響で多くのゲイバーが潰れて「場」がなくなる事がもっと怖いから灯りを消したくないのかもしれない。
その気持ちも理解できますが、実際には3密「密閉、密集、密接」にもろ当てはまる場所だから開ける事で
人が集まって、感染するというリスクは絶対ある。
だからそういう場所を提供しているなら営業を止めるべきという声もある。
コロナ関係なしに普段からゲイバー自体に嫌悪感を覚えるゲイもいる。そういう人は余計敏感になっているのかも。
個人的なことを言うと、お店側もそれは分かっているから周りがあれこれいうべきことではないのでは、と思います。
そういう店が嫌なら行かなければいい話。私もリスクを犯してまで行こうとは思っていません。
ゲイバーだけじゃなく、何にでも「不謹慎」と叩く人もSNSで見てちょっとそれは違うのではと。
家で仕事できる人もいれば、会社にいかないとできない仕事(私も含め)もある。
どうしても病院に行かなければいけないから外出している人、完全に家に籠って生活することができない人もいる。
それぞれの事情や背景がある。
コロナの深刻性もここまでくればみんな理解できているはず。
他人をコントロールしすぎじゃない?
この状況だから、みんな他人に厳しくなって他人をコントロールしちゃってるのかな、と。
自分はこんなに我慢してるのに、お前は・・・って心理があると思う。
他人のことに目を向けるより、自分の言動をよくすることの方ががこの状況を変えれそうなのになーと。
いい事や綺麗事を言いたいわけではないけど、他人に目を向けるより自分にできる事あるでしょ。ってことが言いたいのです。
結構真面目なシリアスなことを書いたけど、デザインのせいかそう見えないな笑
でも一刻も早くコロナの流行が収束して、感染する人が1日でも減って、楽しい生活ができるようになればと私も心から思っています。